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産後うつ|症状|体験談|改善 書くセラピー

産後うつ、うつ、適応障害なんてドタバタな毎日の私には関係ないと思っていたけれど条件が揃ってしまえば誰でも簡単になってしまう可能性があると分かりました。

 

 

はい!SAYAKAですです。

今日は「産後うつ」についてお話します。

 

  1. 産後うつとは
  2. 原因
  3. 体験談
  4. 改善方法

1、産後うつとは

出産後に起こる代表的な心の病気。

気分の落ち込み、食欲不振、不安になる、自分を責めてしまう、リラックスできない、不眠、慢性疲労やだるさなど。

 

産後数週間から発症しやすく、多くは産後3ヶ月〜6ヶ月以内、また産後1年間の間に症状があらわれるそうです。最近では産後1年経過してもうつ症状が発症するケースもあると言われています。

 

2、原因

  • 女性ホルモンの急激な減少
  • 育児の不安や寝不足などの疲労
  • パートナーからのサポート不足
  • 育児環境要因
  • 生活環境の変化など

 

3、体験談

前回のブログ「適応障害」からそのまま慌ただしい日々が始まり、何もケアもせずに過ごしていました。産後9ヶ月になった頃のことです。

 

以前より症状がひどくなってきていることに気づきました。新しい環境だったし緊張もあり疲れがどっと出たのかもしれないと思っていました。

 

 

  • 気分が沈む
  • 楽しいがなくなる
  • 笑顔がなくなる
  • 夜に涙がポロポロあふれる日がある
  • とにかく朝起きてから1日中体が重たくだるかった

 

 

産後うつ?と思い病院に行った方がいいかな?と思っていた時のこと。以前の転勤先の子育て支援センターにて何人かのママさんと知り合いになれました。そのうちの1人が、「私、産後うつになってしまって病院に行って薬をもらって飲むようになってから調子が良くなった!」と言っていたので、私も行ってみようかな…と思っていました。少し経ってから、またそのママさんと子育て支援センターにて顔を合わせることがあったので挨拶しましたが、ぼーっとしていて挨拶も返ってこなった状態をみて病院で薬を処方してもらうことに対して少し抵抗が出てきて怖いなというイメージがここでついてしまいました。 

 気持ちが沈んでしまう日が続きました。自分の中でなんとかしようと思ってもなんともできない状態になってしまいました。

 

  • 睡眠不足
  • 引っ越しにより産後の体調不良、体の痛みが増す
  • ワンオペ育児
  • コロナ禍で子育て支援センター、家事代行、一時保育は閉鎖
  • 夫は仕事、出張もあり、週末は自分の実家のこと、趣味などで忙しく夫婦のコミュニケーションが激減
  • ご飯をゆっくり食べる時間もなく栄養バランスも怠っていた
  • 夫へ思い切って気持ちを伝えるも受け止められない様子で環境を変えることができなかった

 

私の中で一番危なかった時期がありました。一番重かったのは1週間ぐらいだったような気がします。他から見たらもっと長かったかもしれません。本当にもう駄目だ…もう何もかも駄目だ…思考回路も判断力もおかしい状態でした。人生もういいや…頭がぼわーんとしている状態でした。夫は変わってしまった私に対応できなかったのか分かりませんが相談しても会話にもなりませんでした。悲しさと悔しさと何もできない自分に落胆しました。

 

 

 

そして夫にずっと我慢していたことを思い切って伝えるも受け止めてもらえなかった悲しさと悔しさと自分の無力さを本音をノートにすべて書き綴ろうと思いました。殴りが書き状態でした。涙で滲む文字もありました。すごく大きく力強い文字もありました。感情が入り過ぎてぐちゃぐちゃで読めない文字もありました。何かが変わるとか、誰かに何を残そうかとか、何も考えずに書いて書いて書いてを1週間、2週間、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月…書き続けました。

 

 

 

すると驚くことが起きました。書いて書いて書き続けると、すっきりしていく自分に気がつきました。マイナスな言葉がどんどん減っていくことに気づいのは3ヶ月ぐらい経った頃です。自分と向き合うことができるようになってきました。1年続けたノートは前向きな言葉に変わりました。子育てを元気に、健康のための食事記録、運動記録、仕事復帰準備やイメージ、やることリスト、挑戦したいことなど。

 

 

 

 

この頃になると、当時なんだったんだろう!?

あの時の思考回路や判断力は危なかっった怖い!!

やばかったーーー!

乗り越えたのか!

分からないけど危なかった!

以前の自分に戻っていました!

 

4、改善方法

 

私の考えですが産後うつ、適応障害など精神が強いとか弱いとか関係なくて条件が整ってしまえば誰だってなってしまう可能性があるということを知りました。

 

 

産後ホルモンのバランス、体の変化(産後の体の痛み、骨盤周辺、母乳など)、睡眠不足、慣れない育児、孤独な育児、家庭環境、夫婦関係など

 

 

転勤族で慣れない環境の中でも私1人しかいないのだから、がんばればなんとかなる!ワンオペ育児でもなんとかする!などの根性論や私は大丈夫!だと無理をし続けることなどは正直無理です。症状がひどくなってしまうと病院に行く余力も環境を変えることも助けてという言葉さえ言えなくなってしまい取り返しのつかいないことにも繋がります。

 

 

産後は誰かの協力が不可欠です。そして安心できる、気持ちが落ち着ける環境にて過ごすことができれば子育てもリラックスしてできると思います。

 

  • パートナーの助け、コミュケーション
  • 子育て支援センサー
  • 一時保育
  • 家事代行サービス
  • 家族や親戚など周囲の協力
  • ママと赤ちゃんの負担になるような産後1〜2年の転勤や引っ越しはしない
  • 必要であれば産婦人科、心療内科、精神科など

 

 

ママさんの話を聞いてあげて一緒に工夫と対策をしていきましょう!その後の夫婦関係にも影響があるこの時期を一緒に楽しく過ごす事ができたらいいなと思います。

 

 

 

最後に私が改善したノートに書く!私の場合は、書くセラピーとでも言うのでしょう!?【ノートに書いて整える方法】心がもやもやしている人はぜひ試してやってみてください。

 

もともと自然豊かな環境で育ちました。住む場所、子育ては大都会ばかりでした。今まで育った環境と全く違う環境にて子ども達を育てることに難しさを感じることも多かったです。

 

そんなことも含めてノートとペンを持ち、お腹の中に溜め込んだ感情をすべて書きました。書いて書いて書いていくと心が整頓されていきます。

 

 

【何日か続けて日記のように書いていきます。】

 

①感情を吐き出す

なぐり書きでもぐちゃぐちゃでも、とにかく吐き出して書き続けていきましょう。

 

 

②なぜそう思ったかを書く

正直に思ったことを書き出しましょう。

 

③本当は自分はどうしたかったのかを書く

どう思ったか、どう伝えたかったか、パートナー、家族、義理家族、その他のことなどどうして欲しかったのなどを書いていきましょう

 

 

④同じことを繰り返して書くこともあると思いますが日記のように書き続けていきましょう。

 

 

⑤同じことを繰り返して書くところは、向き合うことところ、引っかかっているところ、大事なところです。

 

 

⑥3ヶ月ぐらい書き続けると、この頃には自分の気持ちを少しずつ伝えられるようになり行動が変わっていきます。

 

 

私は、これにより自分と向き合うこと、勇気を持って伝えること、行動、思考を変えることができました。相手を変えることは難しいです。自分自身と向き合い何が大事なのか、何がリラックスできるのか、人と比べずに自分のペースで過ごすにはどうしたらいいのか。向き合うことで自分をいい方向に変えることができました。私の結論は、いかにがんばらないか!でしたが(笑)

 

ぜひノートとペンで!心を整えてみてください!

私はノートとシャーペンでした!

 

 

SAYAKA